衆議院選挙での爆笑問題・太田氏と高市首相のやり取りの動画を引用して、意見を述べているポストがいくつもあがってくる。 私のタイムラインにあがってくるそういったポストは、太田氏に対して批判的だ。 私もその動画を見たが、私は太田氏の質問は適切だとみている。 適切だと思うに至った報道が日経新聞の記事にある。 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA191XL0Z10C26A1000000/ 高市首相は、昨年からこの衆議院選挙まで、消費税減税について発言を変化させてきた。 こういった首相の発言のぶれは、私たちを一喜一憂させ、国民を疲弊させる。 今まで「今度こそ国民のために働いてくれる」と自民党に期待を寄せて投票し続けていた人たちならこの感覚は分かるだろう。 話は変わるが、民主主義を基につくられた日本国憲法が掲げる「主権在民主義」は、国民が主権を持っているという原則である。 政治家は私たち民間人の代弁者に過ぎない。 この動画では爆笑問題の太田氏が民間人の代弁者として質問し、高市首相は政治家の代表として答える、といった構造だった。 太田氏の質問が鋭くなった瞬間、首相はなぜか関西弁になり、「意地悪やわー」と返したことに、私は違和感を覚えた。 不誠実さすら感じた。 国民を納得させる根拠や覚悟がそこにないように見えたからだ。 もちろん、番組には台本がある。 太田氏の質問は番組側の意向だった可能性もある。 それでも、ここまで首相の発言に振り回されている国民の気持ちを考えると、「確約が欲しい」「責任の取り方を聞きたい」と思うのは当たり前ではないか。 あるポストでは、太田氏の質問が「言質を取ろうとしている罠だ」というように書かれていたが、私は逆だと思う。 政治家こそ、発言の重みを自覚し、言行一致の姿勢を示して欲しい。 なぜなら、私たち国民が主権者であり、政治家はその委任を受けた代弁者に過ぎないからだ。 「国民の声に耳を傾ける」ことが、民主主義の最低限の条件ではないだろうか。